2013年度 就職情報|保育士資格・幼稚園教諭免許の取得なら東京保育専門学校

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2013年度 就職情報

平成25年度の卒業生は、1部生115人、2部生46人の合計161人でした。
前年に比べて1部7人増に対し、2部3人減でした。全体としては4人増、就職者数は146人で、ほぼ前年並みの卒業生が社会に巣立って行きました。

【卒業生就職者進路内訳】

 就職者数
資格を活かして資格関係なく
幼稚園保育園施・学
1部 13 84 6 1 104
2部 12 27 3 0 42
合計 25 111 9 1 146

※卒業生数に再履修生を含む

 

子育て支援や待機児童解消のために国、地方自治体は昨年度も前年に引き続き計画が実行され、保育者の必要が変らず叫ばれていました。
この様な状況から、昨年度、本校に寄せられた求人票は前年と比べると幼稚園は微増でしたが、保育園の求人票は法人や事業団、株式会社だけでも450部に迫る数で2割ほど増えていました。1ヶ所の事業団から複数回、募集が寄せられたものが数多くありましたので学生にとっては求人の選択肢が増えただけでなく同一事業所を再挑戦する機会を与えられたことにもなり、恵まれた年であったと思います。
しかし選択肢が増えればそれだけ多くの情報の中から自分が最も望む求人を選択する力(情報処理能力)が必要となってきます。
進路指導室に就職相談にやって来る学生は昨年も1部、2部共に夏の終わる頃から増えてきました。その中で多く質問してきたことは、
「先生、私は保育園に行きたいのですが、いい保育園ありますか?」
というものです。何から手をつけていったらいいのか分からないという心の中を伺い知ることができます。そこで、

①一人ひとりの学生のニーズに合わせた相談や指導をする。
②自分の希望を明らかにした上で、それが叶えられるよう、きめ細かな支援をする。
③求人票に目を通すときから就職活動は始まるのではないことを指導し、
 日頃から保育者となる心構えと態度を育てていく。

と掲げ、本校では年度当初から、校内の先生方、特に担任と教育実習、保育実習の担当者とは一人ひとり個別に情報を交換、共有しながら目標を達成すべく連携しながら進めてきました。
また、「進路就職指導」の授業を充実させ、学校に送られてくる求人票の最新版を学生に分かりやすく一覧表にまとめ、掲示し情報提供をしてきました。これは学生たちの就職意欲の喚起に繋がったようです。
更に実習のときの様子を担当者から情報をもらいながら、個別の相談を能率的に出来るようにも努めてきました。できるだけ個別の情報を交換し適正な就職先が斡旋できるよう努めてきました。
2部(夜間部)の学生には夕方の4時半過ぎから5時40分の始業までの時間を使って、就職相談の時間に充ててきました。

 

1)卒業生進路先内訳

保育士資格、幼稚園教諭2種免許の取得資格を活かして就職したものは、146人で、その内訳は私立幼稚園、公立・私立保育園、施設などで、ほとんどが取得した2つの資格を活かした就職でした。

【就職先内訳】

昨年度の顕著な特徴は

  • 保育園の内定が相変わらず圧倒的に多いこと
  • 幼稚園就職者は前年より微増になったもののその前の年とほぼ同じでした。幼稚園就職者は就職希望者数がそもそも少ない2部生が12人に対し、1部生が13人でした。これは幼稚園の助手をしながら、通学してきた学生がそのまま幼稚園に就職することになったことと、幼稚園を身近に感じているからなのかも知れません。また、24歳以上の学生が8割近くを占め、現役学生(高卒生)が減少しているためであろうと思います。
  • 公務員の保育士は正規職員4人で、非常勤を入れても5人で昨年は少なかったです。地方に採用されたものが2人いました。
  • 地域別に見ると、多摩地区が多いのが特徴です。実家からまずは通勤する事を望んだ学生が多い事と多摩地区に新設する法人等が増えた事も要因かと考えます。

 

【地域別内定】

次に一番就職者が多い保育園の設置区分別に調べると社会福祉法人立の園は88人で、公務員(保育)が減り5人、株式会社は6人でこれも減少しました。
株式会社の求人票は増えていたが、学生たちは法人立の保育園のほかに公益財団や社会福祉事業団に関心が高くなっていることは前年同様です。

      

2)内定の時期

昨年度は、全体的には前年より少し遅かったと思います。公務員希望者が特に早かったのは例年通りですが、実習先や助手先から誘いの声がかかり、内定した学生を皮切りに就職活動が始まり、求人票の掲示物を真剣に見ている学生が増えていきました。
グラフにあるように、10月と12月が大きな山となり、この3ヶ月で約8割が内定を得ています。例年に比べてこの期間にいっそう集中している事が分かります。なお1部生が12月に特に多かったのは前年と同じですが、2部生は11月12月が山となっています。昨年度は平成25年中に内定を得たものは8割5分に達し、就職の時期が早まっている流れは昨年度も続いたようです。

【月別内定者数】

 

【区内内定数】

 

【多摩地区内定数】

地域を更に細かく見ると、本校所在地の杉並区が一番多く、多摩地区では人口の多い八王子市が多いのは例年通りでした。
これは学生も事業主もともになるべく住居と職場を近いところに求めることは自然な姿だといえます。

                

4)終わりに

保育者を目指して入学してきた学生が、自分の夢を実現する就職は、何よりも自分の望む就職先に内定してもらいたいと切望しています。
保育者が足りないという声が多く聞かれる昨今、社会から熱い要請を受けている保育・教育の職業は子どもからも保護者からも頼りにされる重要な存在です。望まれている保育者の姿をしっかりと捉え、自分自身をその理想像に近づけるべく日々の努力を積み上げていってくれるものと期待しています。

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