保育の心、限りない愛の精神を育みます。
理事長挨拶
東京保育専門学校(旧東京保姆専修学校)は1929(昭和4)年に創立された長い歴史と伝統のある保育者(幼稚園教諭・保育士)の養成校です。
熱心なカトリック信者であった学校法人 聖心学園の創立者 今井けい は、カトリックの「愛の精神」を建学の理念とし、初代校長のカトリック高円寺教会司祭 ギュスターヴ・マイエ神父と共に、愛の心に基づいた保育を理想とする保育者の養成に努めました。「子どもたちに深く限りない愛を注ぎ、子どもたちの真の幸福のために尽くす」その精神は今日まで脈々と受け継がれています。
保育の必要性が高まり、多様化する現在、優れた見識と技能をもった保育者が求められています。本校では専門的な知識・技能の習得のためのカリキュラム、社会人としての教養を磨くためのカリキュラム、さらにカトリックの愛の精神を学ぶ講座を設け、確かな専門性と豊かな人間性を身につけて広く社会に貢献できる保育者の養成を目指しています。
保育の仕事は一人ひとりの人間を育てる尊い、幸せな仕事です。人としての基礎となる乳幼児期の心と体の成長に深く関わる有意義なやりがいのある仕事です。ぜひ東京保育専門学校に入学され、理想の保育者を目指されますよう願っております。
学校法人 聖心学園 理事長 柿崎 ゆり
校長挨拶
保育者をめざすあなたの願いを、ここ東京保育専門学校は創立95周年の歴史と伝統に培われた教育課程と、日々研鑽を積む教職員が待つ豊かな学びの環境をもって真摯に受けとめます。あなたの願いをここ東京保育専門学校で保育者をめざす皆さんと共にカタチにしてみませんか。 私はあなたに、子ども一人ひとりの内なる言動に耳を傾け、笑顔を届け、子どもと心でつながることができる保育者になってほしいと心から願っています(建学の精神:愛の精神)。 子どもたちは身近な人と気持ちを通じ合わせながら心地よさを感じ、人との信頼関係を築いていきます。人を信じる子どもは、自分を信じることができるのです。そのように成長した子どもたちは、やがて小さな主権者として未来を託すことができるのです。 子どもたちと言葉と心でつながり合い、伝え学び合い、保護者の委託を深く理解し共に育ち合う保育者は、平和で豊かな未来を支えるかけがえのない存在です。 社会で素晴らしい活躍を続けている卒業生の皆さんも、母校で学ぶ貴方に励ましとサポートをしてくれるでしょう。
東京保育専門学校 校長 榎本 勝己
学監挨拶
保育は、人類社会の基本です。
子どもたちの心と体を守り育て、愛される安らぎと愛する喜びを体験させることは、何にもまして尊い仕事です。ひとりの子どもの笑顔を生み出すことは、だれもが大切にされる社会を作り出すことだからです。
東京保育専門学校は、真に平和な世界を実現するために、なによりもまず、未来の保育者を大切に育てたいと願っています。それは今の社会の根本的な願いであり、人類社会における普遍的な価値を求めるカトリック的な願いでもあります。
どうか、私たちの学校を信頼してください。選ばれた者として共に学び、共に成長していきましょう。いつの日か必ず、保育者になってよかったと、自信と誇りを持って思える日が来ることをお約束します。
私たちは、保育者を目指すみなさんの存在こそが、世界の希望だと信じています。
東京保育専門学校 学監 晴佐久 昌英
(カトリック上野教会・浅草教会 主任司祭:神父)